自分に厳しい人っている。厳しいというか厳しすぎる人だ。
こんな悪いところがある。
自分はここがダメ!
あそこもダメ!!
少しでも痛みが残っていたら、少しでも悪いと感じたら自分はダメと決め付けてしまう。
まだダメだ。まだ自分はダメだと自分を許せない。
このような考え方ではたして心の安らぎはあるのだろうかと心配になってしまう。
たしかに全ての問題がクリアされることは理想だけれどそんな現実はこの世にはない。
個人に限らず政治でも社会でも会社や団体でも芸術においても何の問題もないパーフェクトな状態などない。
完璧な状態ではないからこの世は生きる価値がないなどと言えるのか。
完璧ではないが少しでも良い方向へ向かっている。昨日より今日は良くなっている。
完璧ではない部分を諦めることは必要なことだと思う。
諦めるとは放棄ではなく明らかにして現実を受け入れるということだ。現状を分析して改善していく。
上がったり下がったりしながら良い方向へ向かっている。
例え中途半端で終わってしまっても最後までやり続けることが尊い。
幸せはなるものではなく感じるものという。
多幸感を得たかったら幸せを感じる力を磨くことだろう。
今の自分に寛容的になりもっと自分のことを愛してあげてほしい。
他人と比べなくていいから、
以前よりこんなに良くなったという方にフォーカスすることが結果を出しやすい方法だと思うよ。